PROJECT TOKYO Next show: 16th - 17th March 2022. @ TOKYO INTERNATIONAL FORUM

プロジェクト、インスタグラム、インスタ、ソーシャルネットワーク

NEWS ~blog~ 2022 AUGUST

PROJECT TOKYO

展示会は最初の5秒が勝負!連続出展のRECIPEにインタビュー

November 4th, 2022

「コンセプトは『驚くほど柔らかい革靴を、日本製で、一万円程度で』」

毎回PROJECT TOKYOに出展するシューズブランド、RECIPE(レシピ)。ブランドの魅力と販路開拓について詳しく話を聞きました。

●レシピとは?

靴に関わる全ての部品を日本で調達・加工・組立を行います。私たちはわかりやすい・つくりやすい・履きやすい・すすめやすい・選びやすい靴づくりを目指しています。

ブランド名、RECIPEは皆さんご存じの通り「調理法」 という意味が最も知られていますが、辞書の2番目、3番目には「秘訣/ 秘密」とあります。

個人の解釈もありますが、インターネットなどない時代、料理人自身が考案した美味しい料理を作るレシピ(秘訣・秘密)が、調理法という大枠の単語にまとめられたのではないかと。

では、よい靴を作る秘訣、私たちの靴の秘訣(レシピ)はなになのか…そんな所からブランド名をつけました。

よい靴は長持ちし、その長持ちする秘訣は、素材にあります。とくに日本の革、中底(中敷の下にある靴の背骨のような部品。)、底(ゴム)は大変優秀。軽く・柔らかく・丈夫。そんな訳で靴の重要な素材を、日本製にこだわっています。

その素材を活かす為には、日本の職人の知識・知恵・技術が素材と同様、必要です。

素材も日本、加工も日本、組立も日本の純日本製がvery goodです。それが靴RECIPEの秘訣で「驚くほど柔らかく、日本製で、一万円程度で、 長く愛用できる靴」という特徴に繋がっています。

●1足からお届け

販売方法の特徴として、小売・卸・個人のお客様問わず、1足から出荷可能。
自社ECの他、全国の百貨店を中心にポップアップイベントなども積極的に行っている。

レシピといえば、 下記の2足の2つが看板商品。

新しいトピックスは、 バックを始めて1年であり、徐々に人気がでていること。

23年8月に 静岡本社敷地に新店をリニューアルオープンすること。下記の写真は現在のものになります。

現在、東京丸ビル3Fにて 9月6日~3月末日まで期間限定店舗を開いています。

●PROJECT TOKYOの活用方法は?

多くのブランド同様、新規販売販路の開拓とブランド知名向上を目標に出展している。
もう数年、継続して出展しており反応がなかった時ももちろんあるが、それは仕方ないこと。天気やコロナ禍など、理由を上げればきりがなく、POPUP同様展示会での反応も上下する。

ただ、お客様同様バイヤーの商品を見る目やお財布も厳しくなっており、1度で決まらなかった所と数回目に決定する、という事もある為、継続して参加している。

継続出展する為にはコスト意識が重要。市や県の補助金の活用、什器もレンタルではなく、自社作成したいものを毎回流用しランニングコストを下げる意識が大切と思う。

●展示会の反応が良かった時のコツは

代表がいつもよりまともな服を着て、展示会場にいた時かなと。笑
ファッション業界なので、見た目や雰囲気もとても重要。

弊社の強みは、国産、国内完結。その為、為替含めた時事の動きも大きく影響する。円安、海外に出張行きづらい、という環境下の今はとくに国産・自社生産・自社在庫 は強いセールストークになる。
でもその強みは1年2年でできたものではなく、昔から工場を維持してきた意識にあると考える。

2022年8月展は為替や物流問題により海外からの仕入れが困難な状況に直面しており、日本製の革靴に興味を持ってくださる方が多く、新規の方との出会いが沢山あった。

●BtoBとBtoCの共存する時代。工夫している点は?

メーカーで製造機能を持っている企業にとっては工場維持が重要であり、「稼働率」が企業として大切な指標の一つとなる。
例えば10000円か11000円で上代設定するかを迷ったときには、必ず10000円にする。
理由はその方が多く売れ、多くの生産に繋がる為。その為、まとまった足数で商談ができるBtoBはとても重要だと考える。

生産足数が確保できた上で、BtoCに。BtoBとBtoCでは、やり方だけでなく、スタッフに求められる能力、かかる費用や内容が大きく異なる為、レシピ製造事業部、レシピ法人販売事業、BtoC事業部とを、完全に分けて運営している。

●最後に今後、PROJECTに出展を考えているブランドに既存出展者としてアドバイスを!

最初に出展する時にお試しで出てみる!という方もいると思いますが、資金や目的意識含め、複数回出展を持続できる環境を考えることが重要だと考えます。 
他の出展ブランドの状況は考えず、自社商品の魅力・自社の魅力をしっかり整理できるか。それが大事だと考えます。

ブースで足を停めていただいても、耳を貸してくださるのは、最初の3~5秒。

レシピではカタログを手に取っていただくのを5秒以内にする。カタログをゆっくり後でみていただき、さらに詳しいことはWEBSITEに誘導。「このブランド・商品の事を、後日ゆっくり話を聞いてみたい」 と思っていただくことにつなげる展示会を行うことが大切かなと考えております。

フランス生まれのユニークなソファーMOJOW(モジョー)

August 26th, 2022

「PROJECT TOKYOラウンジスペース、こだわりのソファーでほっと一息」

明日から東京国際フォーラムで2日間に渡り開催するPROJECT TOKYO。今回は、前回よりも海外から来日するブランドが増え、総勢190の国内外ブランドが出展する。厳正な出展審査を通過したブランドが発表する最新アイテムのほかにも、フードウェイスト課題解決に取り組む企業がアップサイクルした製品を展示する「グッドさいくるフェスタ」や、SDGs17目標に取り組む17つの企業の事例を紹介することで持続可能な開発目標に対する理解度を深めることができるエリア「Be Conscious of SDGs」など、今回のPROJECT TOKYOには見どころが満載だ。至る所にコンテンツが仕掛けられているわけだが、ご来場いただいた際にはラウンジに使われているユニークなソファーにも注目してもらいたい。

会場中央に位置する「PERMANENTE SHOWROOM(ペルマナン・ショールーム)『Booth No: 120』」。日欧ペアリングをテーマとし、確かな目利きと独自のセンスで日本未発表の海外ブランドを発掘し国内でディストリビューションを行うショールームだ。今シーズンから新たに取り扱いを開始したのが、フランス生まれのユニークな家具ブランド「MOJOW(モジョー)」である。今回のPROJECT TOKYOの会場では、ペルマナン・ショールームのブースのすぐ横にラウンジが設置され、モジョ―のソファーが並べられる。

ユニークな見た目とカラフルさが楽しいモジョーのソファーは、屋内と屋外の両方で使用できるように設計されている。外でも使用することも想定してデザインされているということは当然、耐久性にも優れている。極端な温度条件(高温と低温)に対して優れた耐性を確保し、耐衝撃性、耐引裂性、耐紫外線性も兼ね備えている。高級ホテル業界の安全基準に対応するため、難燃性まで付与されているのだから文句なしだ。さらに、抗UV処理が施されているため、色あせの心配がないのも嬉しい。全モデルに対し1年保証と、延長保証により最大3年間つく。

ご来場いただいた際は、ペルマナン・ショールーム横のラウンジでモジョ―のソファーに腰かけて休憩もしくは商談の場として活用していただきたい。

世界の医療団への寄付を集めます

August 9th, 2022

「誰もが治療を受けられる未来へ支援しよう」

来場アンケートにお答え頂いた方に除菌スプレーをプレゼント!

August 9th, 2022

「製品ボトルには100%再利用が可能な素材を使用した除菌スプレー」

HAANは、スペイン人のエリック・アルメンゴウとヒューゴ・ルビーラが2018年に設立。「EASY」「FASHION」「PORTABLE」「SUSTAINABLE」の4つのキーワードを軸にアイテム展開。生産は全てバルセロナで行い、製品ボトルには100%再利用が可能なポリプロピレンプラスチックを使用。

BRANDS

ポジティブなバイブスを届けにインドネシアから来日、カラー・ザ・レーベル

August 22nd, 2022

「インドネシア国内は制覇。満を持して世界に羽ばたく。」

久しぶりに多くの海外ブランドが、PROJECT TOKYOに戻ってくる。長引くコロナの影響から、新たな市場を求めて活発化してきているようだ。今回参加する海外ブランドのなかでも、とりわけ独特の魅力を放つのがインドネシアから来日する「Calla the Label(カラー・ザ・レーベル)」だ。

カラー・ザ・レーベルは、インドネシア国内では十分と言っていいほどの成功を収めている。次なるステップ、世界進出の第一歩として、日本のマーケットに狙いを定め、PROJECT TOKYOに出展するということだ。会場で実際に商品を見ていただく前に、カラー・ザ・レーベルについて紹介しておきたい。

カラー・ザ・レーベルは2017年にインドネシアで設立。ブランド名は、花の名前Calla(カラー)からインスパイアされており、「華麗な美しさ」を意味する。カラフルで、コントラストが利いていて、力強く、遊び心のある柄が目を惹くウェアや小物をバリエーション豊富に展開する。アイテムの生地にもこだわっており、ほとんどにテンセルなど環境にやさしく肌触りの良い生地が使われているのが特徴だ。

“ファンがコミュニティーを形成”

カラー・ザ・レーベルはお客様を、「callasquad(カラースクアッド)*squad: いつも一緒にいる友達という意」と呼ぶ。カラースクアッドは異なるバックグラウンドやプロフィールを持つ人々が集まるコミュニティーで、ファン同士の交流も盛んだ。インスタグラムで#callasquadと検索すると、色鮮やかなウェアに身を包んだファンの画像が目に飛び込んでくる。みんなハッピーな顔をしていて見ていて楽しいうえに、何より元気をもらえる。カラー・ザ・レーベルは、そんなパワーをくれるブランドなのである。

インスタグラム検索#callasquadで見られる投稿の数々

“インパクト大のドゥードゥル柄”

インパクトのある柄に目が行くカラー・ザ・レーベルのアイテムだが、なかでも代表的で人気のある柄をひとつ挙げるならば、ドゥードゥルパターンである。カラー・ザ・レーベルは最近、このドゥードゥルパターンを打ち出したランウェイショーをジャカルタのストリートで行った。

“毎月の最新コレクション”

展開するアイテムの柄の多さに驚かされる。そのほとんどが、自社のデザインチームによって開発されているというからさらに驚きだ。デザイナーは、日々の生活の中で身の回りで起きたこと、見たもの、その時に感じたことをインスピレーションソースとしてアイテムを製作しているという。そして、ムードボードを作成し、デザインコンセプト、生産計画、ローンチプランを考える。その一連に4カ月以上を費やすそうだ。そうして生まれたコレクションを毎月のように発表している。このスピード感が飛躍的にブランド規模を拡大させてきた要因でなのである。

“コラボレーションにより話題性を喚起”

毎月のレギュラーコレクションの発表のほかにも、インフルエンサーやセレブリティ、他ブランドとのコラボレーションも積極的に行う。これまで行ったコラボレーションも数えきれないほどある。なかでも特筆すべきが、昨年の11月に行ったADIDASとのコラボレーションスニーカー「ウルトラブーストDNA シティーパック」の発売だ。世界的有名ブランドとのコラボレーションは、名実ともにインドネシアを代表するブランドとして認められた証拠だ。

“インドネシアから世界へ”

インスタグラム公式アカウントのフォロワー数は23万人を超え、カラー・ザ・レーベルはインドネシア国内では十分すぎる結果を出している。ブランドの次なる目標は、海外進出だ。その第一歩としてここ日本というマーケットに目をつけ、今回8月30日、31日に開催されるPROJECT TOKYOに参加する。PROJECT TOKYOでは、アイコンであるドゥードゥルパターンのアイテムをはじめ、いままで発表したコレクションの中から象徴的ともいえるアイテムをすべて持ってくると言う。さらに今回、日本マーケットでの展開に向けて特別に開発した冬コレクションも披露するそうだ。

このブログを執筆するためにカラー・ザ・レーベルにインタビューを行った。その時に感じたことなのだが、「ファッションは楽しむもの。」そう思い起こさせてくれるのが、カラー・ザ・レーベルである。
ブランドを運営するチームについても感じたことがある。みんな実にピュアだ。毎月の最新コレクション、スポットで発表するコラボレーションによるカプセルコレクション、小さなチームからは想像できないほど膨大なアイテム数を生み出す。その忙しさも想像に容易い。しかし、チームメンバーはポジティブでその忙しささえも楽しんでいるようである。そして何より、ブランドに対して、ファンに対して、驚くほど愚直だ。なぜこのブランドがファンの心を強く掴んで離さないのかがわかったような気がした。
日本で見れるのが実に楽しみだ。

ベーシックの中に隠されたこだわりを持つArumlily

August 19th, 2022

「厳しい環境下だからこそ原点に帰り丁寧なモノ作りを意識しています」

2018年にスタートしたレディースブランド、Arumlily(アロムリリー)。名前は「カラー」という花の英語名が由来している。凛とした、そして1本でも存在感とクリーンな佇まいをもつ姿の花のイメージを表現している。2022年に新たなデザイナーを迎え入れリブランドし、トレンドを散りばめ、エッジを効かせたデザインを提案する。ヘルシーに着こなせる大人のリアルクローズ。

・ブランドの人気アイテムを教えてください。

1)ラクーンブレンドニット(ふわっふわっのニットでショート丈の大人可愛いカーディガンとミニベスト)

2)すっきりもっちりのストレッチポリエステルニット(ミラノリブ感覚でボレロ丈のニットジャケットやロングカーディガン風なニットコート)

3)異素材ミックスミニベスト(ニットリブとジャガード、スポンジクロスの異素材コンビが秋らしいミニベストです)

・今回のPROJECT TOKYOでは、何に注目して欲しいですか?

ベーシックなアイテムにひと匙のアクセントになるデザインを大切にしています。エターナルな気分に今の気分を。カラー、シルエット、デザイン、ディティール、素材を全て社内で企画構成しています。
専属のパタンナーによる立体パターンで型紙を作成することによって、計算されたシルエットを実現しています。

縫製は40年間ずっと依頼している国内の協力工場によって、着てもらって初めて分かる細かな仕様を再現した丁寧な仕上がりです。エイジレスなこの時代に自分らしさとトレンド、楽しさ、着心地の良さ、丁寧な物作りの良さを実現してもらいたいです。

・withコロナの今、意識している戦略やブランディングなどを教えてください。

コロナ禍における厳しい環境下だからこそ原点に帰り丁寧なモノ作りを意識しています。(製品買いなしのオリジナルデザイン、ニットを除く全アイテムの国内縫製、専属パタンナーによる立体パターン)
それに伴い、プライスマーチャンダイジングも考慮しています。(手に取っていただくと実感できる付加価値の高い商品に対してプライスが買い頃な価格に設定)

・来場者に向けてメッセージをどうぞ

ブランド名にも由来している存在感や力強い表現を商品に心を込めています。ぜひ当社ブースへお立ち寄り頂ますようお願いします。

タイムレスなラグジュアリーバッグブランド、ブランドン・ブラックウッド・ニューヨーク

August 17th, 2022

「飛ぶ鳥を落とす勢いとはまさにこのこと、アメリカからユニコーンがやって来る!?」

創業10年以内にして10億ドル以上の評価額が付けられている非上場のベンチャー企業をユニコーン企業と言う。非常にまれな存在であることから、伝説の生き物である「ユニコーン」にたとえられてこのように呼ばれる。ファッション業界においてユニコーンブランドと呼ばれる存在は、正直いままで聞いたことがない。だが今回のPROJECT TOKYOに正真正銘のユニコーンブランドがアメリカから初上陸する。その名も「BRANDON BLACKWOOD NEW YORK(ブランドン・ブラックウッド・ニューヨーク)」。

世界中のセレブリティやインフルエンサーを顧客に持ち、公式インスタグラムのフォロワー数は驚異の53万人越え。取り扱い店舗のSaks Fifth AvenueやKithでは、史上2番目の売上額を叩き出した。そんな期待の超新星ブランドを率いるのは、若干31歳の若者。ジャマイカ系アメリカ人のデザイナー、BRANDON BLACKWOOD(ブランドン・ブラックウッド)だ。

デザイナーのブランドン・ブラックウッド

8月30日、31日に開催されるPROJECT TOKYOで自身のコレクションを披露するために来日する。今回、来日前に特別にインタビューを敢行。ブランドの成功に至るまでの道のりや今回のPROJECT TOKYOでの意気込みを聞いてみた。

ブランドのこれまでの歩みを教えてください。

わずか7,000ドルの資本金で、自分のブランド「ブランドン・ブラックウッド・ニューヨーク」を2015年に立ち上げたのが始まりだね。最初のコレクションは4つのバッグとキーケースのみで、各アイテムには僕の近しい友人や家族の名前を付けたんだ。ありがたいことに、今までに多くのセレブリティ、インフルエンサー、アーティストがサポートしてくれて、ここまで成長することができたと思っているよ。VogueやWWD、Business Insider、フォーブス、Vanity Fair、CFDAなど権威のあるメディアにも何度か取り上げられたりしたことも大きかったかな。いまでは、Saks Fifth Avenueやアメリカ、パリ、東京のKITH、Nordstrom、Extra Butter、Moda Operandiなどで取り扱われているんだよ。

ご自身(デザイナー、ブランドン・ブラックウッド)についても簡単に教えてもらえますか?

僕は、ジャマイカ系第一世代の中国系アメリカ人で、ニューヨークと東京で育ったんだよ。バード大学で神経科学心理学を専攻していて、卒業したすぐ後からファッション業界で働きたいと思うようになってね。すぐに最初のハンドバッグコレクションの立ち上げる準備を始めて、今に至るんだ。

ブランドン・ブラックウッド・ニューヨークのブランドコンセプトを教えてください。

ブランドン・ブラックウッド・ニューヨークは、タイムレスで多彩なスタイルのアクセサリー・コレクションを展開するラグジュアリー・ファッションハウスだよ。「ひとつのアクセサリーはクラシックと現代的な感覚とのマリアージュ」というのが僕のブランド哲学で、どのアイテムも色合いが絶妙で、素材選びが独特であり、そして何より今のお客様のことを常に考えながらデザインしているんだ。このアプローチは、タイムレスなシルエットを探求し、ディティールワークに拘り抜き、ほかにない素材選び、という僕の美学の表れでもあると思っているよ。ブランドン・ブラックウッド・ニューヨークが提案するすべてのアイテムは、トレンドを先取りしつつエバーラスティング(普遍的)であることを常に意識して新しいデザインを発表しているんだよ。

これまで僕たちのコレクションは、多くのセレブリティ、インフルエンサー、アーティストを含む世界中の顧客様に受け入れられてきたんだ。次のステップとして、これからはバッグだけでなく、アパレルやシューズまでカテゴリーを広げ、僕たちが提案するラグジュアリーな世界観をより強く発信してゆきたいと考えているんだ。
僕は、「ラグジュアリーに投資することは、自分自身に投資すること」だと思っているからね。

アイコニックなモデルを教えてください。

ケンドリック・トランクというモデルかな。スタンダードとミニの2種類のサイズがあってね、これまでマクドナルドやSelfridges、Saks Fifth Avenue、Kithと限定のコラボレーションモデルを発表してきたんだ。

毛足のある赤いレオパード柄のケンドリック・トランク

ブルーメタリックのミニサイズケンドリック・トランク

何型くらい1シーズンにドロップされるんですか?

だいたい40型から、多くて100型くらいかな。

ブランドン・ブラックウッド・ニューヨークがほかのブランドとは異なる特徴を挙げてください。

僕たちは正真正銘のユニコーンブランドだよ。年間98%の成長率を達成した唯一のブランドなんだ。Saks Fifth AvenueやKith、Nordstoromの実店舗とオンラインストアの両方で、取り扱いブランドのうち史上2番目の売上実績をマークしたこともあるよ。ドロップするモデルはすべて消化率65%以上。僕たちの顧客は、10代から20代前半を中心としたZ世代から、70代の団塊の世代まで幅広く、みんなブランドン・ブラックウッド・ニューヨークの次に発表されるモデルを手に入れようと熱心にいてくれるんだ。

公式インスタグラムのアカウントフォロワー数、53万人越えにはとても驚きました。また大手メディアにも頻繁に取り上げられ、世界中のセレブリティやインスタグラマーにもファンが多いそうですね。きっかけが何かあったんですか?

ありがたいことに、世界中のセレブリティやインフルエンサーの方が自らブランドン・ブラックウッド・ニューヨークを身に着けてPRしてくれて、サポートしてくれるんだ。僕たちがフォロワーとコミュニケーションをとる方法は、マシンを動かし続けるようなものだよ。僕たちのお客様はみんなブランドだけなく、デザイナーである僕自身ともつながっていると感じてくれているんだ。僕は、ブランドが成長する姿、新しいアイテムをデザインする過程、これまで僕が勝ち取ったものを包み隠さず見せるようにしてるよ。そして僕たちは、お客様が何を求めているかを知ることに熱心なんだ。

お客様はどの国の方が多いんですか?

アメリカ、カナダ、日本、香港、ロンドン、オーストラリア、オランダ、ドイツなどが多いけど、挙げるとキリがないよ。私たちの顧客様は世界中にいるんだ。

PROJECT TOKYOではどんなアイテムを見せてくれるんですか?

コアコレクションと、ベストセラーモデル、最新秋コレクションの一部を日本に持っていくよ。

PROJECT TOKYOではブースの装飾にも相当こだわったようですね。

今回は、ニューヨークにあるショールームを再現したデザインにしてみたんだ。僕たちはラグジュアリーファッションハウスで、常にお客様の憧れの中にいないといけないからね。だから完璧な形でお客様とコミュニケーションをとることが大事だと思っているんだ。僕たちの世界観をフルに伝えたいしね。出来上がるのが楽しみだよ。

日本のマーケットでの今後のビジョンについて教えてください。

まずは日本のマーケットでの存在感を高めたいね。日本のリテーラーとの個人的なコネクションや長く続くパートナーシップを構築できればいいと思っているよ。PROJECT TOKYOで会えるのが楽しみだね。

浅草発革靴メーカー9社をご紹介。

August 12th, 2022

" 革靴からスニーカーまで幅広いラインナップが集結 "
世界にも通用する日本の靴作りの技術

UNIONIMPERIAL / Panther

日本が持つ靴作りの技術は世界にも通用する。浅草を中心とした革靴メーカーが8社が今シーズンのAugust 2022に集結。

UNIONIMPERIAL:
1970年代にイタリア国際芸術皮革製品コンテストで日本初の最高賞を受賞した伝統的な技法により生み出されるドレスシューズブランド。

Panther:
1964年東京開催の世界的スポーツの祭典と時を同じくして誕生。その名の通り"黒豹"をイメージした俊敏さに溢れるデザイン性と軽快なフォルムで70年代にはトレーニングシューズの代名詞として多くのトップアスリートから愛用され一世を風靡した。

MIYAGI KOGYO CO., LTD.

「革に勝る素材なし、熟練された技に勝る機械なし」 という靴作りの哲学の元、1941 年の創業後、一貫して山形の国内生産に拘ってきた。 オーダーメイドシューズの他、自社ブランドも持っており今回展示するのは、Jinto(ジント )/ MY( エムワイ )/ NAGARA( ナガラ )/ MIYAGIKOGYO FOR WOMEN( ミヤギコウギョウ フォー ウーマン)/JAMVAIDA( ヤンバイダ ) の 5 ブランド。

brightway

brightway(ブライトウェイ)は大阪の老舗靴工場が手掛けるALL OSAKA MADEのユニセックススニーカーブランド。

コンセプトは「10年後も愛される1足を」

ミニマルでタイムレスなデザイン、ソール交換などのアフターサービス、国産素材を使用したものづくりが特徴。

TOSS

2019年にスタートした国産シューズブランド『TOSS』。コンセプトはミニマルなデザインを基調に、使用している素材も価格や仕入れルートなどに一切の妥協をなくし、TOSSに合うものだけを厳選して使用しています。インソールには低反発と高反発を組み合わせた、ハイブリッドなインソールを使用しています。二重構造にすることにより、今までにない履き心地を楽しめます。

Decorte Corporation

有限会社デコルテは、1983年に創業した、東京・浅草のシューメーカー。設立当初より、アパレルブランドやセレクトショップ、百貨店などとのOEM事業を展開。

2021年よりオリジナルブランド『Je t’emmène(ジュトメンヌ)』をスタート!
長く愛されてきた歴史ある普遍的な JAZZシューズを原型に、ベーシックでありながらスニーカーに負けない楽ちん感、更には性別も問わず履けるジェンダーレスシューズの登場です。
『Je t’emmène』はフランス語で「連れていってあげる」という意味 
「私たちの靴で皆さんを素敵なところへ連れて行ってあげたい」 そんな思いを込めてつけました。

U-DOT

一枚革で作られた柔らかな履き心地のシューズブランド。ローファーからスニーカー。レザーのみならずソールやファスナー等のパーツも素材・色のカスタムが可能なシューズブランド。

KoKo Bluemoon

女性の足元を綺麗に見せるかをこだわったハイヒールブランド。7cm以上のピンヒールでありながら、数十回もの履き心地検証を行い、ハイヒールの高さを感じさせない履き心地に仕上げている。一足一足丁寧に心をこめて「MADE IN TOKYO」の品質を提案します。

ATES

『アテスは良質を知っている大人の女性に国産のハイクオリティな靴を届けたい。』をコンセプトに2021年スタート。

長年にわたり培ってきた設計力やパターン技術で国内トップブランドの靴を作ってきたメーカーとイタリア留学を経験し数々のブランド手掛けてきたデザイナー『a』によるブランドで、国内外か

ら厳選した素材を使用し国内生産、品質の高い造りをファクトリープライスでご提案します。小ロットからのご注文やオリジナルカラーのご要望にも対応可。

FACE

大阪でものづくりを行う、スニーカーを中心としたカジュアルシューズメーカー。
小ロットからの発注に対応でき、履きやすいスニーカーはカラーバリエーション豊かに取り揃えています。
その他、春夏に向けてミュールとサンダルも。

TAIWANブランド6社がPROJECT TOKYOに出展

August 1st, 2022

「静かで美しい線にモダンなアレンジが加えられ、他にないデザインを生み出す。」

少しずつ、世界が動き出し始めている。街では外国人が買い物や観光を楽しんでいる姿を見ることが増えてきている。少し前まで、「リモート出展」が当たり前で、日本にいるエージェントがブースに立ち、会場はほぼ日本人。飛び交う言葉も日本語。それはそれでPROJECT TOKYOとしては今までなかったので新鮮ではあったが、やはり国際都市である東京で開催するのであれば、インターナショナルな顔ぶれは必須。そろそろ戻りたい…と願う。

8月30日-31日に東京国際フォーラムで開催されるPROJECT TOKYOには、ついに海外ブランドが商品とともにデザイナーや現地のスタッフと来日する。アメリカ、フランス、イタリア、インドネシア、韓国…主催者としてもワクワクする国ばかり。

今回のブログではパビリオン出展をする台湾の6つのブランドをご紹介。もちろん各ブランドのデザイナー達も来日する。ブランドの思いなどを生の声で聞いてほしい。

alufai

2019年に設立されたファッションブランド「alufai」。名前は台湾の先住民文化に由来し、そこに一風変わった女性のイメージをのせている。 仕事を愛し、常に誰よりも前を向くその女性は、全身で遊び、全力で働く。 服を織るよりも狩猟が大好きで、挑戦することに恐れを知らない、そんな力強い女性像。

ブランドはニットウェアを軸にミクストメディアしたストリート・オートクチュール。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション出身のデザイナーの二人は卒業後、台湾でも有名なテキスタイル会社を渡り歩いてきた。そこからの学びが活かされ、美しいオリジナルの生地とシルエットが生まれる。

Entadar

Entadarは2020年に設立されたトラベルアクセサリーブランド。丈夫で軽量な製品を提案する。若い都市主義者のニーズを調査および分析し、彼らのために持ち運びに便利な製品を設計している。都会での旅行体験を充実され、お客様の生活をモダンでシンプルにすることを目指している。

INTZUITION

100%リサイクル可能な素材で作られたデザイナーズジュエリー。電気メッキを行わない持続可能な方法を使用。全ての作品は台湾の緻密な技術で作られている。

デザインコンセプトは、古典的な東洋の禅と現代のフェミニズムに基づいている。静かで美しい線にモダンなアレンジが加えられ、他にないデザインを生み出す。また、酸化による自然な変化の重要性を強調し、生活に触れるたびに変化する姿を楽しめる。まさにお客様と共に歩むジュエリー。

SoulAMI

「I am Soul、so am I」をコンセプトに台湾で立ち上げられたSoulAMI。彼らが生み出す大胆な美学、そしてそれを具現化する実験的な職人技。最後は、それをシンプルなシルエットに落とし込む。この複雑なデザインを提案できるのは、ファッションデザイン、アート、カルチャーの分野から集められたチームだからこそ。強いビジョンと計算された仕立てのコントラストも見どころの一つ。

Story Wear

アメリカの労働者のために作られたジーンズは耐久性の高さと生地の強さが特徴であり、現代ではファッションアイコンの一つとして愛され続けている。リメイクブランド、Story Wearはまさにそのデニムを定番のアイデンティティとし、「ゼロ・ウェイスト(廃棄物を減らす活動)」を維持することを軸に、モノづくりでより良い社会を築くことをコンセプトとしている。

リメイクとうたっているが、彼らの作り出す商品は、生地の特性や加工された部分を活かし、新たな命を吹き込んだようなデザインになっている。

TRACEY CHEN

TRACEY CHENは台湾発祥のジュエリーブランド。貴重な宝石を使ったデザインが特徴。特にジェダイトという石を使ったメトロポリタンラインはモダンなデザインにする為、長年、試行錯誤した。今では発明特許を取得し、TRACEY CHENでしか表現できない技術を開発。唯一無二のものとなっている。

FEATURES

サステイナブルを軸にした2つの特設エリア

August 9th, 2022

「廃棄予定の家具や什器を選別・回収し、修復やリデザインを施すことで新たな価値を見出す」

8月30日-31日に開催するPROJECT TOKYO 2022 Augustではサステイナブルをテーマにした特設エリアを2つ設ける。1つ目はフードロス・フードウェイストを解決する企業がアップサイクルした商品を紹介するマルシェ型エリア「グッドさいくるフェスタ」。2つ目はSDGsの17のゴールを、その理念を掲げる企業が開設する「Be Conscious of SDGs」エリア。どちらも地球に優しく、人に優しい。そんな想いから立ち上げられる。

グッドさいくるフェスタはPROJECT TOKYOとGINZAFARM株式会社 が運営するMarché TOKYO KOTSUKAIKANとのコラボレーションエリア。フードウェイストされた食材を使用し、新たな命に生まれ変わった「アップサイクル商品」を含めた商品が展示される。また、グッドさいくるフェスタのラウンジではバリ島の職人により作られている一点ものの家具を使用し、珍奇植物の展示販売も行う。

9. 3 (Sat) - 4 (Sun)
グッドさいくるフェスタ in Marche TOKYO KOTSUKAIKAN
9月3日(土)-4日(日)に開催されるマルシェに出展いたします。こちらも合わせてご来場ください。
upcycle_beer by Boulanferme

サンドイッチ用として作られたパンの耳が製造工程でロストして主に飼料、肥料にされていた。 そこで、「パンの耳でビールを作ろう」と各クラフトマンの賛同を受け、始まった楽しいプロジェクトがupcycle_beer by Boulanferme。

GOOD COFFEE FARMS

中米のグアテマラでスタートしたコーヒー生産者団体のGOOD COFFEE FARMS。
電気も燃料も水も使わない自転車でつくるスペシャルティコーヒーを産地直送で届ける。コーヒー豆を取る際に捨てられる実をアップサイクルしたカスカラティーやコーヒーの木からできるコースターなどのアイテムを展示する。

CYAN

CYANは廃棄されてしまうホタテの貝殻を使用してつくられた、自然素材を含んだサステナブル・ポリッシュ。鮮やかな青色で海の雄大さや人間ではとても敵わない自然の力強さを表現している。

KYARA INNOVATE

キャライノベイトは地域・伝統・文化にフューチャーし、情報発信をしていきながら日本製の香りのモノづくりをしている。石川県能美市には昭和の終わりに始まったゆずの生産の減少を救うために作られたハンドクリームや神様の御神体を入れる器にも使用されるヒノキの香りを生かしたコスメなどが並ぶ。

Crop/実りのアクセサリー

豊かな自然がつくりだす様々な「実り= crop」。
ごま・お米・お豆・とうもろこしなど穀物を素材の持ち味を最大限に引き出せるよう、ひとつひとつ丁寧に手仕事を加え制作するアクセサリー。廃棄処分するものや、消費期限切れで商品価値が下がってしまった穀物を積極的に取り入れ、アップサイクル商品も展開している。

グッドさいくるラウンジ by BALI-AN

バリ島提携工場で職人が一つ一つ家具を手作りしている家具ブランド、BALI-AN。高級銘木オールドチークを使用したオンリーワンの家具を展開している。1点物の家具やボルネオから直輸入したワイルドリドレイやビザールプランツ、ケープバルブ、大型から小型のインテリア植物も多数取り揃えている。

SDGsの17のゴールに対し、1ゴール=1企業に当てはめた展示で、各ゴールを来場者に分かりやすく丁寧に説明する空間。Style Agentが主催のProject(Re:ll)がプロデュースするこの新エリアは、プロジェクトメンバーであるファッションブランドSREUのディレクター米田年範氏との共同プロデュースとなっており、ゴールにフォーカスをし、より各企業の理念の大切さを伝え、多くの人にCONSCIOUS(意識)させることが出来る。またStyle Agentが手がけるSDGs LOUNGEは株式会社uragamiのインテリアを配置。コーヒーやクッキーなども販売予定。

Style Agent

アパレル・飲食・介護事業所など全国約80店舗の運営事業を運営を行いながら、持続可能な社会の実現に貢献するために、2019年にサスティナブルプロジェクトProject(Re:II))を立ち上げ、30社を越える参画企業様と協業している。

うらがみ

廃棄予定の家具や什器を選別・回収し、修復やリデザインを施すことで新たな価値を見出す、うらがみ。長年、大切に使われてきたアンティークの風合いとともに、Future Nostalgia(新しく懐かしい/未来を懐かしむ)を感じられるアイテムを取り揃える。

JB SHOP

開発途上国への資機材調達を行なっているトラスティア株式会社が運営する防災関連商品専門のECサイト「JB SHOP」。地球全体に襲いかかる異常気象に、多くの人々が危険に直面している中、日本で生まれ活躍している防災商品は、世界規模で生命を救い守っていくことができる。

そらかなBASE

だれでも来ることができ、勉強も遊びも楽しみながら気の合う仲間が集う場所。暖かい食事も提供される。想いのある大人たちが作った、こどもの為の秘密基地。

Be Conscious of SDGsは上記以外にも複数の出展がある。日本の企業がどれだけ地球の為、世界の為、日本の為に活動しているかが良くわかるエリアになる。両エリア、PROJECT TOKYOでは今までなかったテーマになるので、是非とも足を運んで出展企業の想いを聞いて感じて欲しい。

出展の資料請求は現在準備中です。
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WOBEフリープランのお申込みは現在準備中です。
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お問い合わせ・資料請求ページは現在準備中です。
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3⽉展の来場事前登録は終了しました。
Pre-Registration is currently closed.

出展ブランドリスト、並びにブランド検索ページWOBEの掲載は11月中旬をもちまして終了いたしました。

Coming Soon

BOOTH PRICE 出展料金について

照明・レンタル備品等のオプション設備に関しては、出展確定後に事務局よりご案内申し上げます(有料)。

[A]スタンダードブース

[B]ミニブース